【エンドレスパートナーシップ】49、心と身体が疲れやすい時期に、パートナーとの絆を深

小川みどりです。

八ヶ岳南麓で

会員制美容室みどりLoveEarth

を運営しています。

週末の記事として、私がパートナーシップに向き合った

体験を書いています。

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49、心と身体が疲れやすい時期に、パートナーとの絆を深めて乗り越える方法

子育て中のお母さんって、やることがたくさんあって大変

美容師をしていたため、ふたりの子どもを妊娠中のときも産後も、お客さまから予約が入り、仕事ができたことは、社会との繋がりから孤立せずにいられてよかったと感じています。

半面、体調が悪いとか子どもの発熱でも休むことはほとんどなく、仕事をしました。

しんどくても、予約されたお客さまの施術を続けてきてわかったことがあります。

それは仕事の仕方。

何を優先するかで、できることが変わります。
私が具体的にできるようになったことは、体調管理。風邪をほとんどひかなくなりました。

疲れすぎて熱さえ出なくなったとも言えますが、子どもふたりのお世話に家事に美容室にと、よくこなしてきたなあと自分を褒めてあげたいです。

弱音を吐いてもきついことばかり言うパートナーに対し、ムキになっていたこともありますが、とことん仕事をやってみて、やり切ったとすっきりしています。

パートナーは、結婚当時、これから私が働くかどうかについて
「贅沢をしなければ食べさせてはあげるから」
と話していました。

美容なくしては私の存在はあり得ないとさえ思っていたので、心おきなく自分の仕事を探求することにしました。

どんなに疲れていても、共通の話題である美容商材のこと、見えない世界の話しをすることで、お互いの近況を知ることができます。

子どもの話しももちろんします。

私が慌てふためくような出来事があって、鼻息荒く伝えると、冷静なパートナーはひとこと、ふたことで会話を終わらせます。

以前は、共感力ゼロのパートナーのことばにカチンときて、言い争いをしていましたが、今ではほとんどなくなりました。

とはいえまだ悔しさがあるので「コミュニケーションを学んだ方がいいよ」と言いながらも、私も会話を締めくくります。

普通なら喧嘩になりそうなですが、そうならないのはなぜでしょう。

お互いに期待をしなくなったからだと感じています。
その代わり、あるのは信頼感。

何を言っても動じないその姿勢にひとりヤキモキしていたのは私だけだった

不毛なイライラを繰り返すうちに、私のモヤモヤをいったん脇に置いて、会話の本質について思いが及ぶ余裕が出てきました。

子育て中の疲れって、なかなか取れませんよね。

蓄積して、ドカンと爆発させてしまうのは女性にありがちなこと。

パートナーに労いのことばをかけてもらいたい。
私はよく、そう思います。

しかし、思えば思うほど、パートナーの口から出てくるのは真逆のことばかり。

これを、パートナーにではなく、自分で自分にやってみたら、相手の言動が必要以上に気にならなくなりました。

そして、パートナーの背景も想像できるようになりました。

「改善しなきゃ」

「進化しなきゃ」

と、成長することがいいことのような思い込みに囚われているとき、人は、「今、何があるのか」を見る力がほとんど働いていません。

「成長しなくてはいけない」

「いい状態でいなくてはいけない」

いい状態って、無理に作るものでもないのです。
あえて言うとしたら、見つけるもの、なんじゃないかなあ。

うまくいかないことにまみれて、それも飽きて、余計なものが剥がれ落ちたら、残っていたのは、いつもと変わらないパートナーの姿でした。
私の、家族への想いも、変わらずにありました。

ぐるりと一巡りして、元の場所に戻ったかのように見えますが、内的進化と共に在ったのです。