小川みどりです。
48、二人目妊娠は更なるステージアップ。社会的責任も大きくなるタイミングと重なりやすいこの時期のパートナーの支えかた
子どもが成長するにつれ、避けて通れないもの
子どもも親も年を重ねていきます。
子育てが始まった人にとって、それは同時に、勤め先で仕事の幅が広がったり、責任ある立場になっていく頃とも重なっています。
自分で仕事をしている人にとっても、家族が増えた分収入が必要になりますし、事業を拡大していったり、より高みを目指したいところかもしれません。
パートナーが会社勤めの我が家でも、仕事の帰りが遅くなり、子どもの生活パターンとかみ合わず大変苦労致しました。
二人目を妊娠していたころから上の子が森のようちえんに通いはじめたため、夕方から夜にかけては毎日、土埃にまみれた服を洗いながらお風呂、夕飯づくりと大わらわ。
夕方5時にお風呂、6時に晩御飯というサイクルでやっていましたが、パートナーは会社の定時である5時15分にはまず帰りません。
必ず7時過ぎ。8時になることもザラで、そんな時には子どもが興奮して寝ないので、もう大変でした。
子育てあるあるですね。
助産師さんからは
「自覚はなくても身体は疲れているんだから少し休みなさい」
といつも注意されていました。
下の子は気管支が弱く、遺伝だと思っていましたが、妊娠期間中に工夫できたことがあったのかも、と、今更ながら忙しく過ごした妊娠中を悔やむ気持ちも少しあります。
子どもに十分な睡眠時間をとらせてあげたい
寝かしつけを強行したい私のことを、「お父さんが大好きな子どもと、帰宅して子どもの顔を見てほっとしたい父親とを引き離す悪いお母さん」と思われるかもしれませんが、子どもにたっぷり眠ってほしいのが本音です。
小さな子どもがいて出産を控えている家庭の男性陣は、子どもと一緒に夕飯からお風呂、就寝までを毎日過ごせるような社会になってほしい!とさえ思います。だって、どう見たって子どもはお父さんの帰りを待ちわびているのですもの。
こんな時に、社会を変えるよりも手っ取り早く子どもとの絆が薄れずに子どもがたっぷり睡眠をとれる方法があります。
それは、朝のうちに、家族で、子どもがお布団に入る時間を約束すること。
子どもが自覚できると、自然と自分から進んでやるようになります。
もしもお布団に入る10分前や5分前に帰宅することになってしまい大騒ぎになったとしても、だいじょうぶ。
「ただいま」といってしばしの間コミュニケーションをした後に「今から寝るの?そしたらお父さんも早くご飯食べてお風呂に入って寝る準備をするから、先にお布団で待っててね~」とお母さんにバトンタッチすればいいのです。
それがもし、寝室の明かりを消して今まさに眠ろうとしているタイミングでしたら、子どもとお母さん戦士が戦っているまっ最中です。
忍者になったつもりで、音を立てない、気配を醸さないの術を使ってみてください。
鍵を開ける音、扉の動く音、足音、手洗いうがいをするときの水道の音、数々のトラップがありますが仕方ありません。
世の中の小さな子どもとお母さん、そしてお父さんがたも、また同時に戦っていることでしょう。
パートナーが敵なのか味方なのかさえわからなくなるかもしれませんが、ここでは子どもが最前線。寝かしつけているお母さんが、パートナーを味方だと信じて子どもを応援しているところなのです。
「家族のために仕事して疲れて帰ってきてるのに、なんでそんなことしなきゃなんないの?」
という方も多いかもしれません。
答えは、子どもがかけがえのない存在だからです。
睡眠という大切な時間を守るために、早く寝かしつけられた日は、そのまま一緒に眠ってしまうのも有り。パートナーとゆっくり寛ぎタイムを満喫するのもいいですね。
充分に愛されたという実感を持てた人は心の根っこが深く育ちます
寝かしつけのタイミングとパートナーの自宅時間のバランスに悩む女性は、パートナーにお願いすることと、自分で工夫することができます。
子どもの睡眠時間を確保することを目的に上記のことを書きましたが、「パートナーが協力してくれない」と悩むときには、まずは子どもと対話をしてみるといいですよ。
「たくさん寝て、明日も元気に遊ぼうね。今日はお父さんまだお仕事頑張ってくれているから、朝起きたらお父さんとお話ししようね」
そんなふうに、今夜は会えないけど明日の朝は会えるね、と、子どもの期待を一緒に味わってみてください。
ここで
「お父さん帰って来ないしな」
とか
「寝かしつけの苦労を全然わかってもらえない」
という思いがあれば、パートナーとじっくり話すタイミングです。
自分のためにも、「私はこうしたい」という気持ちを伝える時間をとってくださいね。
パートナーの状況にもよりますが、できることはしてくれますし、今のお互いのことを知ることができますよ。
うちの場合は、早く帰ってくることはほとんどありませんでしたが、それだけ仕事が本当に忙しかったり、帰れない状況だったのだと思います。
それはそれでパートナーが自分の人生を生きているということなので、自分は自分の人生を深める時間にしたらいいですね。
何より、お腹の子が健康で無事に生まれてきてくれることが大切。
一人目の時のようにはいきませんが、少しでもゆったり過ごして、身体を労わってあげてくださいね。
第一子の子がお兄ちゃんお姉ちゃんになることに加え、パートナーも仕事上の責任が大きくなる頃。家族それぞれがステップアップするタイミングです。大変さは増しますが、それこそがエンドレスパートナーシップへの歩みのひとつ。
家族の絆が強くなる時期でもあるので、楽しんで過ごしてください。
*仕事と家庭が両立しやすいよう、お互いの話を聞く時間を持とう
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