小川みどりです。
ここのところ、パートナーが支える、女性が働くということについての記事が続いています。
あなたの仕事を、パートナーが応援してくれるようになったら、より一層仕事が楽しくなると思いませんか?
ふたりがいつまでも仲良く支え合って、エンドレスパートナーシップを結ぶためには、女性がまずイキイキと輝いていることが大切です。
今日は、私が仕事が打ち込めるようになったエピソードから、お役に立てるヒントが見つかればいいなと思います。
とはいえ、私自身は、自分のことを、仕事上の迷いが多いタイプだと思っています。
大型店に就職して1年半で辞めた後は、技術を教えてくれて私を育ててくれる美容師や、相談できる美容師が身近にいなかったため、美容師として自分の足で立てるようになるまで、かなり遠回りをしました。イキイキと働くというところからは、一番遠くにいたんじゃないかな。
それでも今では自分のお店を出し、一国一城の主になりました。
オープン当時、美容室の運営は大変でしたし、今も努力し続けていますが、ほかの仕事を考えられなかった私は、目の前に立ちはだかる壁をいくつも乗り越えてこれまでやってきました。
美容師は根性がないと勤まらない仕事です。困難に挑んでいくことに半ば酔いしれながら、集客のためのチラシ作りやら勉強会、深夜までの練習、ブログやホームページ作り、ほかにもいろいろやりました。
たいていの場合は、この辺りでパートナーから不安のサインが出たりこっちを見て行動が起きがちです。ここでお互いに嫌気がさしてはパートナーシップがそこで終了してしまいますから、そんな時には慎重に、少しペースダウンして状況をよく見てみてくださいね。
私の場合は、義母からパートナー以上に稼がないようにと釘を刺されていたこともあり、アクセルとブレーキを同時に踏んでいるような状態でもありました。仕事で結果が出ないことは問題ですが、ひとつの家庭がそのことで守られて子どもが健やかに育ったのだから、それはそれでよかったのかもしれません。お金を稼ぐという意味では結果を出すのは難しかったけれど、美容の技術って、身に付いたら離れないもの。お客さまとの信頼も同じです。技術と信頼関係は私にとって生涯の財産となりました。
それでも美容は好きな仕事なので、未だに手間暇を厭わず勉強会に出かけたり練習しようとしている私がいます。このたびのステイホームは、家族にとっては母親が家にいるため、いい機会かもしれません。
好きなことを仕事にするということは、現代人の憧れのようです。私はそれを叶えている状態なわけですが、パートナーの理解があるから続けることができています。
毎晩パートナーに、仕事の進捗状況を話すことは私の楽しみのひとつです。疲れて帰宅していても、一通り話し終えないと気が済まない私に付き合ってくれる、心優しいパートナー。
男性は真面目ですね。私の話しを理解できないと言っては、確認のために聞き返してくれるのですが、それさえまどろっこしくて「ちゃんと聞いてよ」と子どものように吹っ掛けてしまい、言い合いになることもあります。
私がどういう位置にいてどんな視座で時流を読んでいるのか、何のためにやろうとしているのかを分かってくれている人がいることが、大きな安心になっています。いえ、厳密には内容をしっかり理解していなくてもいいのです。「頑張ってるね」のひとことだけで、安心しますよね、女性の皆さん。
このことは実は、パートナーに再三お願いしてます。けれど、話がかみ合わないときは未だに、揉めた後に棒読み状態で「ああ、そうですね」となります。心の中に大きく線引きしている「自分が正しい」というジャッジ。男性のここがほどけると、もっともっと生きやすくなりそうな気がしませんか?
そのためにはやはり女性が心にゆとりを持っていられること。私も目指していますので、パートナーの頭が固くて困るという方は、一緒に頑張りましょうね。
去年の出来事になりますが、美容室が少々手狭に感じていた私は、古民家で美容室ができたら、今よりもいろんなことがやりやすくなっていいなと思っていました。
とあるオンラインサロンでその夢を呟いたところ、サロンの代表から「クラウドファンディングで資金を集めてみたらどうだろう。企画書を書いてみたら?」と提案されました。
そのオンラインサロンとは、作家の藤沢あゆみさんが主宰する、ことばをテーマにしたコミュニティです。作家さんならではのアイデアで、効果的に人に伝える方法を探ってみようという提案も含まれていました。
企画書という響きに心惹かれ、一気にたたき台を書き上げました。
物件探しと資金集め。急に夢が近づきました。
サロンのメンバーも、もしもクラウドファンディングで資金を集めるとしたら、こんな企画なら応援したい、こんなリターンが欲しい、などたくさんの方がコメントを寄せてくださり、反響の大きさに驚きました。
その後、私は秋に足を怪我してしまい、療養を余儀なくされ、企画は一時ストップ。
実はこの時、パートナーとはすれ違いの多い時期で、私の夢の話をすると子供の前でも構わず「出ていけ!」と怒り出し、私は「器が小さいね!」と言い返すという不毛な日々を送っていました。
子どもたちに辛い思いをさせたくない私は、パートナーのいないところで何度も子どもたちと話し合いの時間を持ちました。
思い出すだけでも怒りがこみ上げてきますが、風向きが変わったのは今年の2月。
探しているエリアからは少し外れていますが、空き家物件を見せてくださる地元の方が現れたのです。
訪ねてみると、母屋、倉庫ふたつ、蔵ひとつ。庭と畑があって、裏にはキウイ棚。なんと素敵な場所でしょう。
そして、母屋の土間には竈がありました。
美容室、みんなが集まれる場所、草木染めできるスペース。
やりたいこと全部が叶います。
家賃の交渉が始まり、知り合いの大工さんに協力をお願いしたところで、このたびの緊急事態宣言。
古民家サロンの道が、また閉ざされてしまいました。
けれど、今、さわやかな気持ちで次の機会をゆったりと待つ私がいます。
というのも、縫製をする地域の女性たちとマスクでも作ろうか、と始めたマスク作りが、使い捨てマスクが売り切れで買えない方からの注文が相次ぎ、この2か月はマスク生産で駆け抜けるように毎日を過ごしていたのです。
私たちが作るマスクは、布に光触媒加工を施して作る、特殊なものです。
パートナーとは光触媒という共通の話題から、マスクのこと、物件のこと、協力者のこと、いつの間にかまた以前のように会話が戻ってきました。
クラウドファンディングの企画も、現実味が薄い中、手探りで手繰り寄せた経験が、今の活動に繋がっています。
*仕事もパートナーシップも波がある。大切なことを共有できたら次に進もう!
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