小川みどりです。
赤ちゃんが生まれて、いざ仕事を再開しようとしたときに女性にとって未経験ゾーンとなるこれからのこと、気になりませんか?
男性陣も、これからどうなるんだろうと、不安があるかもしれません。
私自身が体験して思うのは、
「もっとみんなで子育てできたらいいな!」
ということ。
社会全体もそうだし、お父さんがもっと子どもの育ちに関われたら、子どもにとってもお母さんにとっても良いことがいっぱい。
子どもが愛を求めるままに親として応えてあげられたら、理想だと思いませんか?わがままに育てるという意味ではなく、自己肯定感を育んでいけたら、のびのびと、より調和的に社会と関われるように育つことができる気がします。
のびのびと育てていくには、自然が身近にあることが望ましいですが、あなたとパートナーの住まいはいかがでしょう。
マンションやアパートに暮らす家族にとっても叶えやすい、子育てと仕事を両立するコツがあったら知りたいですか?
その前にまずは、自分自身が自然の叡智と繋がって、パートナーとの絆を育み、家庭の基礎を築くことが大切です。
具体的な方法として、外の繋がりをいったん脇に置いて、これから起きる生活の変化について話す時間を持ってみてはいかがでしょう。
便利快適なスマホやパソコン、電化製品から少し離れて寛ぎの時間を持つことにトライしてみて。
仕事再開とこのことは、どんな関係があるのでしょう。
これから先、パートナーとふたりだけの暮らしがしばらくの間お休みになって、子どもが真ん中の暮らしが始まります。
仕事をするのですから、働く目的を明確にしてパートナーと共有しておくといいですよ。理由は、男の人はいったん理解すると応援しやすくなるからです。
それでは、どんなことをパートナーに理解してもらうと良さそうでしょうか。
お金のためだけに働くという人もいるかもしれませんが、仕事を通して自己実現をしたい女性は、けっこう多いものです。
そのためにも、ふたりが寛いだ空間の中で対話をしてみることを、おすすめします。親が心から安心していると、子どもは敏感にキャッチして、自己肯定感も上がります。
外側の情報や便利さに流されず、命を養う時間を取ることを、習慣にしておいてほしいのです。
生活の出費に加えて、住宅やこれからの教育にかかる費用などが増えてくると、思い通りにいかないことが出てきたり、忙しくて曖昧なまま、時間があっという間に過ぎてしまいがち。
お金を巡って意見が食い違うこともあります。
正確にはお金ではなく、価値観の食い違いなのですが、男性優位の日本社会では、家庭も男性優位なのか、稼いでいる男性側が強くなりやすいようです。女性側がぐっと堪える場面が本当に多かったと、私は経験上感じています。
あんなに仲がいいと思っていたのに、どこで歯車が狂ってしまったんだろうと、悩んだ日々は本当に辛かった。
それでも今の私にできる工夫はなんだろうと、時に落ち込んだりしながら、模索し続けました。
今のうちにコミュニケーションを密にとって話し合う文化ができていると、アクシデントが起きたときにも柔軟に対応できます。女性にとって話しを聞いて受け止めてもらえるという安心感と、男性にとって家族に役立つように行動をしていくための信頼感を、どうぞこの時期に育ててくださいね。
ずっと一緒にいるためにできることはささやかでいいのです。思いやりの積み重ねが、未来のふたりを創ります。
アクシデントが必ず起きるというわけではありませんが、子どもの怪我や発熱は突然ですし、心がちょっと寂しいときに体調不良を訴えるのは、実はよくあることです。
大体の場合、子育ては主にお母さんとなる女性の役割分担が大きいのですが、お父さんの存在というのは心強いものです。今のうちから、できることはパートナーにも担ってもらっていれば、子どもはちゃんと見ていますから、お父さん大好きっ子になりますよ。
子どもは親を選んで生まれてくるって、聞いたことがありますか?生まれる前のことを実証できるわけではないけれど、子どもたちと過ごしていると、本当にその通りだなあと実感しています。
仕事再開のあとに何があっても、この子なら大丈夫。パートナーと一緒にそう思えるような日を迎えるためにも、仕事をする理由と子どもの育ちで大切にしたいことのふたつを、ぜひふたりで話してみてください。
*仕事再開は家族全体のステージアップ。思いを共有して進んでいこう
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