小川みどりです。
ここ数年の状況で、社会的にもますますこの先どうなるのか見通しが立たなくなってきています。
私自身も、美容室の来客数が減ったり、自分が感染したらどうしよう、苦しいのやだなという不安に何度か襲われたりしました。
何が起きるかわからないからこそ、1日1日を丁寧に過ごしたいと感じています。
今回に限らず、これまでも安全や健康、命が脅かされる出来事が起きたとき、人は本当の気持ちに気付きやすくなりますね。
全国で休校措置が延長され始め、企業もこれから先を踏まえ動き出していますが、1週間先でさえどうなっているのかわからない今、パートナーとやりたいことできることを、改めて考えてみると良いかもしれません。リストアップしてみるのもおすすめです。
人は誰しもがいつかこの肉体を卒業する日がやってきます。死生観というと大きくなりすぎてしまいますが、どう生きていくかを見つめる時間は、パートナーシップをよりよくし人生をゆたかにしてくれることでしょう。
私とパートナーである夫との出会いは、彼が死の危機を乗り越えたあとでした。また病がぶり返すことのないように細心の注意を払って生活していた時のことです。
身体の疲労や風邪をひくのもダメージが大きく、とにかく養生していたあの頃。
いつ死ぬかわからないという恐怖がいつもありました。
そんなパートナーにとっては、やりたいことといっても、病気は大きな挫折体験でもあり、静かに粛々と生きることを望んだのでした。私もそれに倣い、美容の仕事も体質改善も妊娠前の身体作りもひっそりと取り組んでいた時期がありました。
明想をしていたためか、悩ましくも濃密な時間だったなと懐かしく思います。
私は美容の技術を身につけることに必死で若い頃を駆け抜けましたが、パートナーはどうでしょう。
病気になるよりもずっと前、子どもの頃からやりたいことがなかったといいます。今もやりたいことをするというよりはやらなきゃいけないことに重きがあるタイプのようです。
平凡で幸せな家庭を築くのが理想なのかもしれません。
平和に日々を送ることが理想だとしたら、私みたいなタイプはちょっとかけ離れていますね。どうりで揉めるわけです。お互いの決定的な違いを知ってしまったら、この先一緒にいるのが難しくなると思いませんか。私は違いにばかり目がいき、苛立ちのループにはまりました。
離婚という選択肢はパートナーが選ぶこともできるわけでお互い様ですが、ふたりともそこまで至らないのは、子どもたちの存在のおかげです。その子どもたちをパートナーとの間に迎えるまでに過ごした期間があったから、パートナーと不仲になってしまった時期にも辛抱強く乗り越えられたのではないかと思います。
今は、家庭というひとつの小さな社会で私にできることがあると感じるようになりました。パートナーと違いがあっても冷静に受け止められるようになったこともあり、家庭に身を置くことを続けられています。この中で、思うことを存分に。どこにいてもどんな状況でも、それを制限だと決めつけず、工夫のしどころと思って取り組んでいます。
私自身がこれだけ自由で幸せなので、パートナーや家族もこの清々しさの中で日々をデザインできたらいいだろうなと思います。 パートナーの理想の暮らしはどんなだろうと思いを馳せながら、やり方はそれぞれでも、試してみる、トライしてみる、そんな心持ちです。
*パートナーの夢に寄り添ってみよう
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