【エンドレスパートナーシップ】72、コロナ禍で変化したパートナーシップ

小川みどりです。

八ヶ岳南麓で

会員制美容室みどりLoveEarth

を運営しています。

週末の記事として、過去に私がパートナーシップに向き合った体験を書いています。

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72、コロナ禍で変化したパートナーシップ

自粛期間に感じていたこと

3度目の緊急事態宣言となり、先行きが不安ですね。ちょうど一年前、子どもたちが休校になりました。パートナーだけが仕事に出勤し、私たちは外出を控えるという日々。

感染拡大防止のため、お籠りの毎日。

あなたはどんなふうに感じながら過ごしていましたか。

子どもたちとたくさん過ごすことができたという点では、神様からのギフトではないかと感じるくらい満ち足りていました。

そこで浮き彫りになったのが、パートナーと子どもが一緒に過ごす時間の短さ。

日本の社会という仕組み上、仕方のないことかもしれません。

が、子どもたちは父親との時間を求めています。

それが叶わないことが、あまりにももったいない。私にははっきりとそう感じられた自粛期間でもありました。

とはいえ嘆いてばかりもいられませんね。

パートナーにとっても、子どもとの時間は喜びです。

限られたその時間を大切にしよう、と、心新たにしました。

試行錯誤しながら見えてきたもの

実際にこの一年は、パートナーと私がどう過ごすかというよりも、パートナーと共にどう工夫しあって生活していくかを考えていた一年でした。

時間はたくさんありましたので、私自身が内側を見つめることができました。パートナーとも、より良い関係性になれたのです。

感染防止を踏まえて、休日の家族の外出ができないときはみんなでビデオを観たりマンガを読んで過ごす日が続きました。

運動不足解消のために近場を散歩したり公共の施設を借りて卓球をすれば、お金をさほどかけなくても楽しむことができます。

また、我が家は薪も燃やせるタイプのペレットストーブを設置しており、薪の調達も自分たちでしています。庭木を剪定した枝などは焚き付けにできるので、合間を見て準備して冬に備えるのです。

パートナーや息子がそれぞれ、ひとりでもできる時に庭仕事をするのですが、ふたりでやるとあっという間に片付きます。ただ、勤め人が休日のたびに薪割り庭仕事というのはよほど好きでない限り続きません。

パートナーがその気になるのを期待しないことにしていた私にとって、外に外にと意識が向いて気忙しくいたことが家の様子を気にかけるようにと変化したのはありがたいことでした。

変化のあとで

庭で過ごすことがより一層増えました。
バーベキューをするために炭をわざわざ買うことなく、薪を熾火にして焼くのも、今ではかなり上手です。

「庭でみんなが揃って焚火ができてご飯が作れるなんて、うちってサイコーだね」
そう話す子どもたちのことばが、私たちにとって励みと労いになります。

内側を見ることは大切ですが、人との関わりの中ではそれぞれの価値観の違いを認めることも必要です。パートナーとでさえ、違いがあるのが当たり前。
薪を例にしても、諦めていたことでも機が熟せば自分の願いは叶えられるのだと気づき、慌てすぎないようにしよう、と、こころにゆとりが持てます。

おおらかに構えられるようになったことで、パートナーとの間に吹く風が心地よいものに変わっていました。

揺るがないパートナーシップというのは、私ひとりの力で創られるものではありません。
一緒に過ごした年月にこだわるつもりはありませんが、20年もいればお互いにいろいろあります。いつか区切りがつく日が来ることでしょう。その時まで、自分を大切に、相手に感謝しながら、精一杯生きることを楽しんでいけたらなあと思う今日この頃です。

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