【エンドレスパートナーシップ】64、お互いの変化を受け入れる

小川みどりです。

八ヶ岳南麓で

会員制美容室みどりLoveEarth

を運営しています。

週末の記事として、私がパートナーシップに向き合った

体験を書いています。

64、お互いの変化を受け入れる

空気のような存在
歳を重ねるとともに経験や知識が増え、お互いのことも深く知ると、空気のような存在になっていくといいますが、実際にはどういう感じでしょうか。

息をするくらい当たり前にパートナーが自分のそばにいる。このこと自体はとても心強くて安心感があります。
しかし実際には、常に同じ状態というわけではありません。女性は妊娠出産子育てとライフステージに合わせて身体も心も大きな変化があります。男性も働き方や職場の人間関係など、緩急の差はありながらも、変化していくもの。常に世界は動いています。

その中で自分にとってのパートナーシップの在り方や、パートナーの考え方や性格など、「こうだ」と認知していたけれど、「いつもと違う」と、戸惑ったことはありませんか。
この時に「ああ、そうなんだ」と受け止められたらスムーズに相手を理解できるのですが、新しい状況を認知する方向へ移行するのが難しいこともあるのです。それは、人は変化を嫌う生き物だから。
同じ状態でいる方が安心なのですね。しかし元通りにしようと相手を変えるのは至難の技で、そこから葛藤が生まれます。

相手の変化を受け入れることができたら、とてもラクになりますよ。それにはまず、戸惑う自分や葛藤が生まれた自分をありのまま認めることです。
「あ。今、私、モヤっとした」と、自分の中に起きたことをそのまま反芻して受け入れてしまうのです。
自分を見ることができない人は、「こんなこと思っていたら相手に申し訳ない」とか、「私たちはお互いを思いやっているし」などと、なぞの言い訳が溢れてきたりします。

本質の自分とマインド
本質の自分が、マインドの自分に自覚してほしくてモヤモヤ信号を出しているのに、マインドがその邪魔をすることがあります。
マインドというのは顕在意識、自我といわれるものです。本質の自分は、真我。愛、神、光といわれるものも本質の自分です。

見えないものを本質といったところで信じられないという声が聞こえてきますが、それは3次元だけを見ているからです。信じる信じないに関わらず、高い次元から見た世界が今、量子力学などで解明されてきていますね。お伽話と思ってもらってかまわないので、そんな世界観もあるのね、とお納めいただけたら嬉しいです。

実際に私たち夫婦も20年以上にわたり明想に取り組んでいますが、いわゆる精神世界といわれる世界観と実生活の狭間で揺れながら日々を生きています。
そんな日常にこそエネルギーがあることをより明確なことばであらわしたくてこのnoteを綴っています。

自分を見ないとどうなるか
この2月に結婚して丸19年が経ちました。
今でこそ笑い話ですが、数年前、私たちのパートナーシップは危機的な状況でした。

私の体調と心が落ち込み、うまく理解してもらうことができなかったことが原因です。
言い方を変えて、「理解できるように伝えることができなかった」とも言えますが、そんな心配りもできないほど気が滅入ってしまいました。

伝えるのをあきらめてしまい、ギスギスした空気の中、数年も過ごしていたのです。自分をネガティブな思いとことばで満たし続けるというのは、体力的にしんどいものです。
理解してもらうことばかりに気を取られて、相手を見る余裕がなくなっていました。

そんな暗闇の中でもパートナーと離れることを選ばなかったのは、心の中では平安を求めていたからなのだと思います。同時に、相手にも世界があって人生の課題もあり、それは本人にしか取り組めないもの。その領域を侵すことはパートナーであってもできないのです。

そんなふうにしてそれぞれが過ごしながら、かなり凸凹の多い期間ではありましたが、変化していくことを含めてお互いを知り、人生をより深めることができました。

相手の変化に戸惑った私ですが、もしかしたら、パートナーが変わったわけではなく本来の自分を発揮するようになったのかもしれません。
辛いと感じるときがあったからこそ、ありがたさに気付けるものです。
大切な経験をしている自分がいるということを忘れないでいてくださいね。

＊予想外のことが起きたとき、まずは「そうなんだ」と言ってみよう

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