子育てしながら小さな美容室を営んでいます。
保護者が交替で「一日園長」をする日の出来事。
みんなで世話していたウサギが死んでしまい、ウサギを想う日として1日を過ごしました。
6年前、猫が死んでいた時もそうだったように、
ウサギも森の神さまのと一緒に子どもを見守れる場所で土に埋められました。
子どもたちが用意した花や手紙を添えて。
卒園児もお墓の穴を掘りに来ていたり、
来ないことを選択した子どもの思いも伝えられていて。
この場にいる子もいない子もそれぞれが考えて行動している姿に心揺さぶられる私。
そして、その日は私にとって大切な人の命日でした。
命の尊さを感じるには充分すぎるほどの濃い時間。
来ないと決めた子のお母さんが言った
「うちの子は前を向いていこうと決めた」の言葉が心強かった。
ここのところ、死産や流産のために体の不調を訴える女性に多く出会います。
お水のエステでできることは最大限させていただくのですが、
子を失う悲しみはとても深いのです。
だからこそ、命に添った仕事ができるよう心がけています。
改めて、今を生きることを存分に味わいたいなと、ウサギの死から思い出しました。
ウサギ、ありがとう。
今日撫でたあなたの体は冷たかったけれど、
ふわふわでとても優しかったのは、ずっと覚えていると思う。