小川みどりです。
12、なくて七癖。握りしめている思い込みとは
今日は、パートナーシップを心地好いものにするために私が工夫したことを書きます。
パートナーシップの基本はまず自分が自分と繋がっていることと私は考えていますが、これまでの経験や思考パターンが染み付いてしまって離れられないためにうまくいかないという話をよく耳にします。
気づけたらそこでまた見直していけばいいと思うのですが、いろいろな考えで武装してしまったり、正面から向き合うのが辛いときもあります。気づかぬふりをしてしまったり、電話が鳴ったと離れたり、トイレに立ったりと、いろんな手法で本質から目を逸らす方法をとってしまいがち。
恐れというのは思考よりも先に反応し、あたかもそれが正しいかのように勘違いした状態で振る舞ってしまいます。
それさえもただただ受け止めていくのみなのですが、それは繰り返し繰り返しの訓練です。
なくて七癖とはよくいったもので、日常知らずに癖になっていることがひとり最低七つはあるという諺です。思考パターンにも同じことが言えるかもしれません。自覚的になれたとしても人はそうそうすぐには変われません。ひとつできなかったからと落ち込んだり自分を責める必要はなくて、これが最低七つも人は握りしめてるんだなあと、心を緩やかにしてみてください。
パートナーとの間でなにか起きたとき、どんなふうに解決していくかはそれぞれなのですが、近くなればなるほど境界線が曖昧な気がしてつい外側に理由を求めがちです。
怒りについてよくいわれるのが、悲しみの二次感情であるということ。
悲しみに直面したくないがゆえに怒りでごまかしているのです。
私は怒りっぽい方で、おまけに言葉がきつく、普通に話していても怒っていると捉えられることがよくあります。普通にしているときに指摘されるとすぐにごめんねと言って話し方に気を付けることはできるのですが、問題は実際に怒っているときです。怒りの感情に飲まれている自分を認めるにはかなり時間を要しました。
面白いエピソードがあります。テーブルを囲んで仲間と談笑していたときのこと。パートナーへの愚痴をこぼしているときに「怒ってるね」と言われて、「怒ってないよ!」と即答するも、冷静に「椅子からお尻が浮いてるよ」と言われてハッとしました。頭で自覚していなくても、前のめりで「怒っない」と嘘の言葉を発しながら身体ははっきりと示している。ぐうの音も出なくなったこの体験で、体感覚を大切にするようになりました。
心の奥にある自分の気持ちに気づいてあげないから、態度にありありと出る。
悲しみを隠して怒りながら話す私の癖は、私がこれをされたらちょっとやだなと我ながら呆れるくらい面倒くさいものです。そこから自分の感情を伝えながら話す練習が始まりました。
今ではあのときの私のように悲しみを隠して話す人がいると、なんだか愛しく感じます。本当の気持ちはなんだろう、そんなふうに人の話を聞けるようになりました。
握りしめているくらいに強い思い込みを解放することは、パートナーとやると距離が近い分どうしても失敗しがちなのですが、程よい距離感の人と分かち合うことはとても効果的です。
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