小川みどりです。
6、結婚離婚、日本の現状、世界のパートナー事情
あなたは今結婚生活をしていますか?
まだこれからの人も以前していた人も、気軽に誰かと話すにはちょっと敷居が高い話題かもしれません。
人と比べる必要はないけれど、よそ様の結婚離婚事情をちょっと知っていたら、一人で悩みすぎなくていいかもと思いながら、この記事を書いてみます。
今はインターネットで簡単に調べられる世の中ですので、厚生労働相の資料を覗いてみるのもオススメです。出生数や死因、さまざまな統計が載っていて、「熱中症死亡率」というのもありました。昨年、叔母が熱中症で急逝しとてもびっくりしましたが、こうしてデータを見ると、叔母が生きていたことを思い出し、私もどう生きていこうかと力が湧いてきます。
2018年では婚姻59万件離婚20万7000件、婚姻は減っています。
よく3組に1組が離婚を選んでいるといわれますが、上の数字を割ると近い数字になるものの、総務省統計局のデータによると人口あたりの離婚した人の割合で出されるもののようでまた違った数字になります。
これは1つのデータであって、良い悪いを言いたいのではありません。
結婚をするときは希望に満ちていたでしょうし、離婚は心に深い影を落とす。子どもがいれば、子どもにだって影響します。
その悲しみに堪えられる自信がないから私は離婚に至らなかったともいえますが、離婚したママ友は精力的で稼ぎが多い人が私の周りに何人もいます。
離婚は悲しいこととは限りません。
私には未知の世界ですが、輝いているママが多いし、再婚して幸せになった友人は「さっさと離婚すればいいのに!」と言うほどです。
自立する、という意味では結婚にこだわらない方がやりやすいかも。
生活を共にしているカップルの場合、収入のバランスというのも関係がありそうです。
私の両親は髪結いとその亭主でしたので、私は夫の「贅沢しなければ食べさせてはあげる」という言葉に魅力を感じ結婚しました。実際食べさせてもらっていますが、私の仕事の収入は夫より遥かに少なく、夫はいつも「ちゃんとやれ」とはっぱをかけますが、人口の少ない地方、実家が離れている、特殊な美容法、子どもの送迎やら何やらでもう無理!となりました。この開き直りがなければ、ガミガミうるさいから離れよう!ととっくに離婚していたと思います。実際、嫌すぎて離婚届けをもらいに行ったことが、1度だけあります。
けれど、毎日美容室に来てくれるお客さま、子どもの送迎とやることに追われていて、新居を探す時間がありません。
幸か不幸か、ガミガミ言われ過ぎるうちに、「うるさいなー!私はやることやってるの!」と言える私になっていました。
夫から見たらダメな妻でも、私はやっている。やってるつもりじゃなくて、実際にやっています。時間とエネルギーをかける配分は出産前と大きく変わりましたが、子どもの育ちの傍らにいて、美容の仕事をやっている。掃除の手はかなり抜くようになったけど、食事も作り出したら早い。調味料は良いものを使うから、簡単料理でも美味しい。そこが夫には見えていないだけのこと。
夫なりに子どもを思うと、私に意見を言うことが最善策だと考えてのことだと思います。
ガミガミはやめてほしいので、最近は会話のツボを見つけつつあり、結婚は続いています。
けれど、産後まもなくの私は夫の言葉を真に受けて自分を卑下し、家庭は崩壊の危機にさらされました。産後や子どもがいても仕事ができるための社会的サポートが日本にももう少しあれば、もっと心にゆとりを持てたと思います。現状はママ友やご近所さんに助けてもらってきましたし、お客さまの理解もありました。社会に理解があるというよりも、当事者同士で支えあってきたのです。
国民性もあるのでしょうが、子どもを産んだ経験からすると、他の国が羨ましいと感じたことがあります。
フランスでは、出産をする女性の6割が未婚。パートナーシップ契約という、結婚よりもきまりごとの制限が少ない制度のもと、パートナーと暮らしながら出産するのだそう。そして、子どもの権利も守られていて、産後のサポートを頼みやすい状況にある。
ドイツも結婚制度にしばられていないと聞いたことがあります。
世界のパートナー事情、なんてタイトルに書いてみましたが、もっといろんな国のことを知りたくなりました。わかったらまた書きますね。
日本の場合は、多くの女性は仕事をとるか子どもをとるかの選択に迫られます。
私は子どもという存在に心を掴まれ、この子の育ちをしっかりみたいと、子どもを選びました。
仕事は、美容を生涯やっていくことを決めました。
ひとり美容室を営む女性美容師はそうして長いスパンで美容に携わっています。
より多くの女性が子どもの育ちを犠牲にすることなく自分の人生を歩めたら、幸せな人が増えます。日本の社会もこれからどんどんそうなっていくのではないでしょうか。
日本における女性の社会的地位は、世界の中でも低いのが現実といわれています。
市町村や都道府県の議員さんに女性が少ないことからもおわかりいただけると思います。
でも、私が日常で出会う女性たちはそんなことを感じさせないほどの美しさや活発さがあります。これが霊的にどんな意味を持つかというと、この女性の真の美しさが新しい時代を動かす原動力になっていくのではと思っています。
*結婚していてもしていなくても、女性は美しい存在。
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